夏の成果
虫の音が聞こえる今日この頃、長かった今年の夏も終わりです。学校の夏休みから中学生の1学期末試験終了までが、私にとって一番ハードな期間です。秋の訪れとともに、やっと一息ついています。
さて、夏の成果をお伝えしましょう。8月3日には当塾恒例の「計算マラソン」を行いました。これは、ごく簡単な計算プリントを多数用意し持久力が続く限り取り組んでもらう…というもの。対象は小3~中3まで。計算が苦手な生徒こそトライしてほしい企画です。チャレンジすれば計算力がグッとUPします。
計算問題は、そもそも理論的「形式知」で解いていくほかに、「暗黙知」で瞬発的に解くやり方があります。このイベントは形式知から暗黙知の移行が目当て。熟慮せずに自然に解くことで計算力は一気に上がり、正確に速く解くことができます。「計算をよく間違える、指を使わないとできない」という生徒には、とくにお勧めなメソッドなのです。
今年の参加者は31名。時間の制約は設けなかったのですが、2時間以上懸命に取り組んでくれた生徒が7名もいて感心しました。小学3年生にとっては少々ハードな時間となったようです。私からも「無理しなくていいんだよ。やれるところまででOK!」と声かけしましたが、皆さん予想以上に粘り強く、根性を見せてくれました。
スキルアップはもちろんですが、生徒にとって「頑張れる自分」に気づく良い機会となったようです。
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